故 杉原二郎さん ひき逃げ事故 捜査進捗状況について(ひき逃げ犯 田島秀行の捜査進捗状況)

令和6年2月5日 警視庁小岩警察署 交通課 交通捜査係の2名の 担当刑事から、「被害者支援制度」をもとに、杉原二郎さんの遺族 及び 私に対して、事故当日の状況や、現在までの捜査状況、また、田島秀行の供述等について説明がありました。交通捜査係 担当刑事は、加害者の田島秀行が逮捕された12月30日に自ら「事故当日に酒を飲んでいた」と供述していた事実を伝えました。

杉原二郎さんの長男は、警察に対して事故後から何度も飲酒はなかったのか?聞いていましたが、一か月近くも飲酒の事実を知らせてくれませんでした。警察は、本当に飲んでいるか不確実なので。ということで、遺族に連携できなかったと、謝罪したそうです。

田島秀行が「酒を飲んでいた」と供述したにもかかわらず、裁判所はひき逃げ現場から逃げた田島秀行を拘留しませんでした。田島秀行が住所不定ではなく、逃亡の恐れもない。と裁判所が判断して、田島秀行を釈放しました。

裁判所のこの判断は妥当なものと言えるのでしょうか。人をひいて、逃げて、しかも酒を飲んでいた人間を拘留しないで、在宅で捜査をするというような通常考えられない判断は、まるで、東京・池袋で車を暴走させ親子を死亡させた上級国民と同じ特権扱いだからでしょうか。

現在の日本の裁判所の考え方では、酒を飲んで逃げた人間の逃げ得になってしまうのではないでしょうか。被害者遺族にとっては到底納得できることではなく、世論が許す訳もありません。

警察は現在、事故当日の田島秀行の足取りを捜査している状況で、田島秀行本人のスマホを押収して GPSの解析を進め、当日の足取りも確認しています。

警察は、田島秀行の「毛布のようなものを踏んでしまった。」という必要のない供述をプレスリリースして、その部分だけが報道されて、一番重要な飲酒についての報道が一切ありませんでした。杉原二郎さんの遺族、親族としては、警察のプレス発表、マスコミの報道の仕方に対して、許せることではありません。

田島秀行については、絶対に許すわけにはいきません。

代表取締役  藤村 一人

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