当社は、解体工事現場周辺における近隣の皆さまへの環境配慮を目的として、長年にわたり、研究・開発を重ねてまいりました振動抑制装置 「MTMD」 が、国土交通省が運用する 「NETIS(新技術情報提供システム)」 において、新技術登録申請が正式に承認されました。
2006年より、東京電機大学・埼玉工業大学・㈱フジムラの3者で共同開発をスタートした振動抑制装置「MTMD」は、長年にわたる研究・開発の成果が、こうした形で公的に評価されました。
NETIS登録には一定の審査基準があり、それだけで技術の信頼性が担保され、登録された技術は各公団や地方自治体が行う公共工事全般に積極的に利用されています。
建物解体中の重機の振動は、地面を伝わり、近隣の建物を振動させます。重機稼働中の振動は、どのような操作をしても発生してしまいます。
この振動を軽減させるために開発したのが、振動抑制装置「MTMD」です。この装置を使用することで、重機の振動を抑制し、近隣の建物に伝わる振動を低減します。
<承認された新技術登録申請情報>
技術名称:油圧ショベル作動時の振動抑制装置 MTMD(Multiple Tuned Mass Damper)
NETIS番号:QS-250013
今後も本新技術の更なる発展に努め、より有用な技術として進化させてまいります。
総務部


